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竹島の日式典へ見に行った

投稿日: 2015年3月1日 18:40

日韓両国が領有権を主張し、日本側は島根県隠岐の島町に属すとしている竹島について、島根県が10年前に条例で制定した竹島の日が今年で10年となることもあって、その様子について。

例年2月22日の日に式典が行われますが、この式典そのものには県内諸機関団体の関係者しか出席できないため、主に会場となる島根県民会館周辺をウロウロする右寄りの方々の観察を行いました。

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とまあ政治的な活動をしに行ったわけではないのでこの程度としておきますが、1つ気になったのは街宣車のナンバーはほとんど広島ナンバー、あるいはたまに岡山ナンバーでつまり島根県内の団体とみられる組織を見かけた記憶が無いことです。もっともあちらの方は歴史的経緯としてそれらの活動が盛んなのはありますが、わざわざ遠征まで行ってご苦労としか日本語が出てきませんけども。

さて先日の朝日新聞に面白い記事が出ていました。島根面に竹島の日10年ということで様々な方へのインタビュー記事が出ているのですが、慶尚北道勤務の県職員の方のが面白かったので引用します。

――「韓国とはつきあわない方がいい」という嫌韓ムードが一部で起きています

韓国人と日本人は、考え方や歴史の見方はかなり違います。もしお互い顔をあわせる機会がなくなれば、ますます自国の論理に閉じこもり、相手に厳しく迫るという悪循環に陥るのではないでしょうか。

日常の生活で反日を感じることは全くと言っていいほどありません。むしろ日本人だからこそ好かれていると思うくらい。個人的には、韓国は「世界一の反日国であり、世界一の親日国」だと思っています。竹島問題の解決は容易ではありませんが、交流の糸口を見つけていきたいです。

朝日新聞デジタル:公の機関の交流難しい – 島根 – 地域

確かに松江では韓国国交断絶とある団体は訴えている一方で(まあ彼らにしては至極当然な主張だとも思います)、かなり納得できた一文でした。
先日も公民だったかの教科書記述で教科書会社ごとでの対応がうんぬんとありました。私は半歩引いた立場で、北方領土や尖閣諸島なども同じですが何故問題が起こったか、その現状と将来に渡る対話方法といった、特定の国家に固執せず客観的にとらえられる教育や人材こそが必要では、と某国の対応を見て思いました。