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Nexterm SV-IIを購入、あと近況

投稿日: 2010年5月17日 13:45

最近、毎月1台ずつマシンが増えている気がする(先月はiMac買った)

さて、先日購入したシンクライアントと名乗る699円マシン、到着しました。

というわけで購入したNexterm SV-IIのスペックでも

【CPU】VIA Eden 533Mhz
【RAM】 PC133 SD-RAM SO-DIMM 128MB*1
【Graphic】 Onboard (D-Sub出力,VGA~SXGA表示まで対応)
【Eth】Onoard (10/100BASE-T,Realtek RTl8100B)
【Sound】 Onboard
【Flash】32MB CFCard
【I/F】USB*4(前面2、背面2) RS-232C*1(D-Sub 9-pin COM1)、PS/2*1(keyboard)、VGA(D-Sub 15pin)、Sound In/Out、PCMICA*1
【L/W/H】237mm/173mm/37mm (1.1kg)

付属品はありませんです。

放熱板兼天板、汚れがついていたのですが、綺麗に拭きました。
前面には左からサウンド関係、USBポート*2、電源スイッチがあります。カードを差し込めるスロットらしきものがありますが、それは後述

背面。前面には無かった端子類があります。

正面から見て右側面にPCカードスロットがあります。このように無線LANカードも挿し込むことが可能。

本体裏側。
電源は12V 3.5AのACアダプタが必要だとされていたが、手持ちの12V 2.5Aのものを接続したら起動できた。この裏面のシールだと最大消費電流は1.7Aと推測されるが、よくわからんです。

先述のスマートカード挿入口にSuicaを差し込んだところ。だが、本体にはスマートカードリーダーは内蔵されていないので、差し込んだその先にはマザーボードしかない。
SuicaなどのICカード類全般は、海外では一般的にスマートカードと呼ばれている。このマシンはシンクライアントを想定したマシンなので、恐らくICカード社員証をカードリーダーに差し込み、それを認証して、マシンを起動させるようなシステムにも対応できるのかもしれない。

早速分解。ネジは4箇所を外せばすぐに放熱板を取り外せられるようになっている。
右半分の大きく場所をとっているヒートシンクの下にCPU、左半分が諸チップ類が配置されている。

ちなみにその放熱板。CPUは低発熱だがある程度は発熱するので、それを処理できるような設計になっている。

内蔵されている32MB CFカード。何故かWindows CE.NET 4.2のシリアルが書かれたシールが貼付されている。

メモリは撮り忘れたのだが、PC133仕様のSO-DIMMが刺さる模様。最大容量は不明だが、CPUの性能からして256MB~512MB程度積めれば満足だろう。
ちなみにネット上では256MBへの換装報告はある。

ここからチップセットなど。サウスブリッジチップのVIA VT82C686B。
一般的なサウスブリッジと同じ働きを持ち、VIAなのでV-Linkとノースブリッジと接続していると思われる。

PCMCIAのチップ、RICOH R5C485。

LANチップのRealtek RTL8100B。

本体の左側面と右側面にスピーカと推測されるものを発見。まだ音は鳴らした事ないので、どんな音が鳴るかは不明だが、ユニットの物理的な大きさ的に音はしょぼいと思われる。

2.5インチHDDなどを接続できると思われるIDE端子。
その下にはPhoenixのBIOSチップがある。

さて実際に起動させてみる。最大出力がSXGAなので、自作機のサブディスプレイとして使っているIBM T560をこのマシンのディスプレイとして使う。
CFカードの中身は当然空なので、起動できるデータが入ったデバイスを接続しろと表示される。

BIOSは起動直後にDelキー連打で入れる。初期設定では、POST画面などは表示されないので、タイミングがシビアではある…

このマシン、某v氏の紹介で購入したのだが、氏いわく「USBメモリからの起動もできる」とのことなので、USBメモリに超軽量LinuxであるDamn Small Linuxを入れて起動してみた。
日本語版のDSLはライブCDの部屋でISOファイルが配布されており、そのISOファイルをLinux Live USB CreatorでLiveUSBメモリ化した。

Damn Small LinuxはKNOPPIXをベースに開発されたので、必要最低限ではあるがソフトが多数入っている。このようにFirefoxでWebブラウジングすることは可能であるが、やはり重いと感じる場面は多々あった。

というわけで、SV-IIはスピーカの上に置くことに。キーボードは余った白いキーボードにして、マウスはiMac用として使っているのを共用に。
今後、XGAディスプレイはSV-II専用にすることにします。理由は、ディスプレイケーブルつなぎ変えるの面倒だからなのですが、切替器買うくらいならもう一台ディスプレイ欲しいですね。

そしてギガビットハブもこのようにケーブルで埋まってきました…
左から、Uplink/自作機/鯖/X60s/iMac/SV-IIです。そろそろ100M対応で良いので16ポートのハブを買うべきかな?