解散した政党のWebサイトのドメインについて
投稿日: 2015年9月19日 22:54
我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律案が参議院を通過したようです。
野党も違憲だ、反対だ、と一辺倒に叫ぶのは一見筋が通っているのですが、首相の米議会演説の口ぶりからもこの法案を通さないという選択肢は一切なかったわけで、今思えばどうして認めつつも行使時の要件をさらに明確かつ厳しくするといった意見がもっと出てこなかったのでしょうか。まあもっとも与党ですら憲法改正をすっ飛ばすサマじゃダメでしょうね。
さてそんな政局ですが、近年の政党の解散に伴う使われていないWebサイトのドメインがどのような状況になっているのかまとめました。
国民新党 (2005-2013)
郵政民営化造反議員が立ち上げ一時は連立政権の一員にもなりましたが、見事に切れている状況です。結成当初.bizで立ち上げて政党が.bizとは一体どういうことなんだとは思いますが、なお国民という割と一般的な単語ゆえかこちらはドメインパーキングされているようです。
みんなの党 (2009-2014)
自民民主から距離をおいた第三極のような存在でしたが、党内分裂がきっかけに解党。ドメイン自体はWhoisを見る限り「Your-Party」が来年7月末まで保有している状況ですが、分裂の経緯を考えても日本を元気にする会も無所属クラブも誰も面倒見てくれないと思います。
新党きづな (2011-2012)
民主党を離脱した議員によるグループ。国民の生活が第一へと合流されました。ドメインそのものは「fascia inc」が14年3月に取得したようですが、詳細はよくわかりません。
国民の生活が第一・日本未来の党 (各2012)
小沢氏や嘉田氏の新党ちょっと期間が短いので一つにまとめました。
前者の方は生活の党から流れをくむ生活の党と山本太郎となかまたちのサイトでそのまま使っていますが、後者のほうが面白いことになっていて、日本未来の党をゆるい文体で説明するアフィサイトと化しています。ネットオウルの名前が出てるので多分Whois情報を公開代行されてるのかもしれません。
みどりの風 (2012-2013)
かつて亀井氏が私の地元の参議院の選挙区選出だったもんで年に1回くらい公式サイトを見ていますが、先日も益田でINAKAライドに参加されたりお元気なようで安心した次第です。
サイトの方も日本未来の党のような面白い状態になっています。13年12月取得で今年の年末が期限なようで、エックスサーバーの公開代行でしょう。
たちあがれ日本→太陽の党 (2010-2012)
初代太陽の党、7日で日本維新の会化したのは記憶に新しいように思います。やはり一般的な単語故か13年6月から3年有効で上2つのように党を紹介するウィキペディアパクリのアフィサイトでネットオウルで公海代行。
日本維新の会 (2012-2014)
結いの党 (2013-2014)
維新の党 ( https://ishinnotoh.jp/ )の前身2団体です。
前者は名称も似ていますし維新の党へ301リダイレクトされます。Whoisでは「Japan Innovation Party」と要するに維新の党名義で今月末が期限のようですがさてどうするのでしょうか。
後者は見事にドメインパーキングされており、今年2月取得で1年有効なようです。
まとめ
取得して何らかの事情でWebサイトのドメイン切れて他者が取得事案、映画などのキャンペーンサイトは酷いことになってますが政党の場合ポルノサイトに鞍替えしたような事案も見受けられないようで、案外平和っぽい感じです。
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