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親知らずを抜歯した

投稿日: 2016年10月4日 22:52

8月

歯石を取ってもらおうと思い、引っ越す以前通っていた家から遠い歯医者に電話してみると当日空いていることで受診。
すると放置していた虫歯や、完全に忘れていた親知らずを指摘される。これ斜めに生えてるんじゃないん?とのことでレントゲン撮ってみると下顎2本がOUT。特に右側の根本は神経と接触しているという。

とりあえず、抜歯までに口内のコンディションを整えましょうとのことで4,5回この歯医者に通った。埋伏歯の抜歯には高度な技術と環境を要すので、地元の大きい病院の口腔外科への紹介状を書いてもらう。

抜歯前

紹介状を持ち、2度ほど通った。1回目は問診や2度目のレントゲン撮影、2回目は採血やCTスキャン、心電図検査など。
外来で1本ずつ抜く、日帰りで手術(2本同時)、1泊2日で手術を提示されたが、外来で抜いていくと痛みも通院も長期化する上、1泊だとその分費用も高くなってしまうので日帰り手術を選択。結果的によかったと思う。

抜歯当日

10時半に病院に出頭し再来受付機に通すと中央処置室に向かえとの紙が吐き出される。向かうと、処置室のベッドがアサインされていた。そのまま着替え、しばらくして輸液と抗生剤だったかの点滴を受け、11時半頃点滴ホルダーをガラガラ押し手術室へ。

主治医の先生のほか応援の先生なのだろうか、その方に口内の消毒をしてもらい、鼻に酸素吸入器を付けられ数分くらいで完全に意識がなくなった。
この間手術中の記憶が全く無い。眠りが浅くなったのかバイクで林道を走るのが脳裏に映っていたような記憶がするが、気がついて手術台から降りると手術時間30分という時計の表示に驚く。先生から抜いた歯をもらって(まだ歯肉がついていた)、まだ麻酔で完全に歩ける状態でなかったので、車いすに乗せてもらい処置室で2時間ほど待機。

そうこうするうちに麻酔が切れて抜いた部分が痛くなってくる。着替えて手術後の診察を終え、ようやっと痛み止めの処方箋をゲットし、抜糸の予約をするが火曜日の提案に対し木曜日にしてしまった。支払いがどうなるだろう思い3万円ATMで診察後おろしたが8910円のみだった。その後近くの薬局で薬を受け取る。600円。

痛み止めを飲んでしばらくすると腫れとあと糸があるのが気になるがまあまあOKと言った感じ、だが普通の食べ物がきつい。おかゆに焼き魚だったが噛むのが面倒くさい。

抜歯後1日目

ものを食べるのが面倒になってくるのでこの日から1日2食生活が始まる。10時頃起き空腹もまずいのでバナナを食べ抗生剤や痛み止めを飲み、昼におかゆ、夜は覚えていない。劇的にしんどくはないがこれが来週の今日(手術日は水曜)まで続くと憂鬱になる。

抜歯後2日目

2日目の腫れが大きいとは聞くが、外見上・触った感じ殆ど変わらず。前日と同様10時に起き2食。

抜歯後3日目

土曜日。午後から労働をしたが、おかゆしか食べてなかったので猛烈に腹が空いてかなりきつかった。労働をしつつ抜糸日を木曜から火曜に月曜電話で聞いてみれないかと思いつく。

抜歯後4日目

日曜日。歯さえ問題にならなければ広島に行って用事をしていたのにと思うとまた最悪な気分になってくる。午後から原付に乗って多少ペースを上げる。
この頃から糸がどうこうという問題よりも傷口の穴に食べ物がつまらないかの問題が浮上してくる。

抜歯後5日目

10月も月曜になったので大学に出なければならないので、9時過ぎに起床し出かける。昼食にうどん、夕食を栗ごはんを取り入れたが特に問題はなかった。

抜歯後6日目(抜糸日)

いよいよ待ちに待った抜糸、予約変更した時刻から多少遅れての診察となった。抜糸とともに消毒だったが棒を突っ込まれるのでこれが多少痛い。
前述のよう右側が神経と近かったせいか、しびれがないことや感覚が正常かどうか先生が多少気にされていて、やはり医者はきちんと見てんだと気付かされる。予後良好で2週間後もう一度様子を確認して治療終了にしましょうとのこと。

とりあえず、ものを食べて歯を磨く時に鏡を見ると何か詰まっているようになった。これから歯肉が閉じていくというので仕方ないし、食後しばらくして忘れた頃に勝手に出てくるようなのであまり深く気にしないようにしていく。糸がなくてほぼ通常通りの食事ができるようなって非常によくなった。