Arai Quantum-Jを買った
投稿日: 2017年2月18日 22:03
ツーリング用・冬用でもう一つ用意しておきたかったので、アライのQuantum-Jを選択した。
色・サイズ
グラスホワイトの61-62cmを選択。SLがシルバーなのでレオングレー、または中野真矢選手のレプリカカラーも考えたが、無難に黒or白がいいかと思い白に。
アゴからカッチリホールドされてるのをよく感じる。そのためガム噛みながらは走りづらいが、高速走行時でも変な浮き上がりなどはない。
メガネへの適合
ジェッペルのJ-Cruiseでは相当悩まされたこの問題、Quantum-Jだとチークパッドの干渉部のスポンジを多少削ればいい感じで大変よかった。
ただ、百均イヤホンでヘルメットスピーカーをこしらえてみると被った後にメガネを入れるのがほんの少し難しくなった感じで、耳周辺のスピーカー取り付け部分をもうちょっと確保していただけたらいいかなと思った。
プロシェードシステム
他社のインナーバイザータイプのヘルメットの場合、多くがスイッチひとつでサンシェードバイザーが上下するという利点に対し、バイザーを収納する空間をの分だけ帽体が大きくなること、そしてその空間で安全性能が若干落ちることが欠点として挙げられる。これに対しバイザーを付けるというアライなりの回答がプロシェードシステムにあたる。
PSは標準装備のシールドをアウターバイザーつきのシールドと置き換えることによって構成するため、シールドに互換があればどんな製品でも後付でも対応できる点が魅力的。本ヘルメットを買った2週間後に、楽天ポイントをあてにしてPSを導入した。
PSバイザーは標準長とロングの2種類があり、バイザーを下ろしたときのシールドを覆う部分がロングだと長めになるとのこと。バイザーとシールドのセット売りは標準長のみなため、ノンバイザーのPSシールドとロングのPSバイザーを買ってつなげるという方法を取った(PSバイザーには取り付けベースが必要なため、これがない標準シールドとPSバイザーはそのままくっつかない)。
実際に使用してみて、好きな時に下ろしたり上げたりできるのは、アウターバイザー同様に便利。風切り音や空力など目に見えた変化は、100km/h以下の速度域では大きく変わったような実感もなく、導入してよかった。
Dリング
ヘルメットのひもをDリングで留めるヘルメットは今回が個人的に初となる。留める手順そのものは難しくないのだが、たまに一度被って紐をリングに通し忘れて乗ってしまうことがあるので、注意している。
ピンロックシート
このシートとシールドとの間に空気の層を作り、主に冬季や雨天の曇りどめになるピンロック社のシートをシールドに貼り付けた。特に冬場に曇り止め類がないと口元のパワーインテークシャッターやシールドの開け閉めが多くなるので、まず寒い。
実際に取り付けてみたところ、わざと息を吐いてみても曇ることはないし、シート単体だとクリアでも写真のように青く見えるということもない。ただし、トンネルに入ったときなど乱反射して光源がいくつも見えるのは多少気になったので、調節で改善できないか試していく。
ICダクト
前頭部に左右2個、空気を取り入れるICダクト3が標準装着されているが、このダクトのスイッチが3ヶ月ほどで壊れた。シーソーのようにON-OFFとなっているスイッチがバカになった格好。
元々シーソースイッチだとどちらがONOFFなのかが分かりづらいので、今後ICダクト4などのスライド式スイッチと交換しようかと。Amazonで7-800円程度…
まとめ
帽体そのものの安全性は大変高く考えているのですが、ICダクトの件だったりこの部分はどうなんだと思うような点もあるので、ツー用メットで絶対的な使用頻度は高くないものの長期的に判断はしていきたい。
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