カブ50 チェーンを交換した→切れました
投稿日: 2015年4月12日 22:03
納車以来あまり手入れしてこなかったチェーンまわり。たるみも大きくなりチェーンケースに接触するようなのでドライブ・ドリブンスプロケとともに交換しました。にしてもひでえ。
ドリブンは固定しているボルトが最強に外れなかったです。自転車屋さんで外してもらいましたが、普通にインパクトないとダメだと思います。
ドライブは標準が13Tのものを14Tに一丁上げました。良く言えば1速からのつながりもよくなり、3速巡航時の回転数も落ち、走りもマイルドになったと思います。ところがロングに振った分加速もしなくなったので、町中でも場合によっては全開でないと立ち上がりが遅く感じたり、登坂車線とか3速でまだまだ粘り強く登れそうな坂も失速気味になったりと、正直かなりトレードオフになりました。
13Tで1速でもなかなか登らない坂ってそう大してないので、多少の急坂程度なら14Tでもカバーはできると思いますが、おそらく平地巡航メインだと14Tは案外悪くないように見えます。が自分みたいにちょくちょく山に行くと厳しい感じです。もちろんメリットもあるので完全にダメってわけじゃないんですけど。
でこの状態で1週間100km強走ったのですが、いきなり山の方の県道を走ってると切れました。
自宅から30kmほど走った集落を通過してるとチェーン付近から異音がし、もしやと思ってスロットルを吹かせてもタイヤへの反応がありません。仕方なしに公民館の駐車場に入れてみるとはいチェーン切れてましたよと。
とりあえず自宅まで戻すか修理に出すか…と考えチェーンを外そうと思いたちクランクカバーのボルトを1本だけ手持ちのレンチで開いたのですが、あとからわかったのですがこのボルト(いちばんスプロケに近い側)を外して車体を左に傾けるとエンジンオイルが出るようです。前後関係が飛び飛びになりつつ焦っていたので、クランクケースまでクラックが行ってオイル漏れまでしているのではないかと修理に出すまで考えてしまいました。
しばらく前の地点にガソリンスタンドがあるのを思い出したので、ソケットレンチを借りここでクランクカバーとチェーンを全部外しました。チェーンのジョイントが切れていたようで、プレートの片方が完全に無くなっていました。
大きな集落に戻れば新聞配達のカブの修理を受け持つようなお店もあったかもしれませんが、土曜日ですし探すのもパスしとにかく押すなり惰性で乗るなりしてなんとか自宅へ帰り、近所の自転車屋さんに持ち込むことを考えました。峠の上りとか5m進んでは休憩を何度も繰り返したのであれは本当に二度とやりたくはありませんし、いったい前世でどんな罪をしてきたのかと考えつつ、かれこれ5時間ほど歩いて帰宅しました。
さて引き続き押して持ち込んだのですが、結果的に
- チェーンにねじりが出ており再使用不可、チェーン交換
- エンジンオイルが途中で全部出てしまったようで、結果的にエンジンオイル補充
となり6,500円ほどしました。
おっさんとの会話の中で原因というか思い当たるフシも色々考えたのですが、
- チェーンクリップの取付方向が逆だと外れる
- ドライブスプロケの取り付けがなぜか緩んでいた
- 左側のアジャストボルトが脱落していた(←ただチェーンアジャスターは車軸のボルトで固定はされているはず)
おそらくチェーンクリップじゃないんかな、とも思います。
ロードサービスってばかにはできないなあというのが感想です。
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