AT小型二輪 やっと免許取得できました
投稿日: 2015年4月16日 22:41
先月末から試験を受けていたAT限定小型二輪免許ですが、昨日朝免許センターへ行き無事交付となりました。
学科~技能試験(一発試験)
以下の記事をごらんください。
取得時講習について
例のごとく受けなければならないやつですが、地元の教習所がAT小型も対応していたので、まあ行きやすいですしそうすることにしました。予約制ですが、一回4月になってしまったので比較的スムーズに、それでも週に1回くらい行って取れました。
親父と夕飯食べながら会話していて、この取得時講習の法的根拠がどこなのか?というのを調べてみましたがあっさりと道交法ならびに施行細則にありました。
道路交通法108条の2
1項 公安委員会は、内閣府令で定めるところにより、次に掲げる講習を行うものとする。
(4号 大型、中型、普通免許取得時講習)
5号 大型二輪免許又は普通二輪免許を受けようとする者に対するその受けようとする免許に係る自動車の運転に関する講習
(6号 原付講習)
8号 大型免許、中型免許、普通免許、大型二輪免許、普通二輪免許、大型第二種免許、中型第二種免許又は普通第二種免許を受けようとする者に対する応急救護処置(交通事故の現場においてその負傷者を救護するため必要な応急の処置をいう。)に関する講習3項 公安委員会は、内閣府令で定める者に第一項第一号、第三号から第九号まで若しくは第十一号から第十三号までに掲げる講習又は前項に規定する講習の実施を委託することができる。
道路交通法施行細則38条
5項 法第百八条の二第一項第五号に掲げる講習は、次に定めるところにより行うものとする。
1号 次の表の第一欄に掲げる受けようとする免許の種類に応じ、同表の第二欄に掲げる講習に区分して行うこととし、それぞれ、同表の第三欄に掲げる講習事項について、同表の第四欄に掲げる講習方法により行うこと。
2号 あらかじめ講習計画を作成し、これに基づいて行うこと。
3号 第一号の表の第二欄に掲げる講習の区分に応じ、大型自動二輪車又は普通自動二輪車の運転に関する実技訓練を含むものであること。
4号 講習時間は、三時間とすること。8項 法第百八条の二第一項第八号に掲げる講習は、次に定めるところにより行うものとする。
1号 次の表の第一欄に掲げる受けようとする免許の種類に応じ、同表の第二欄に掲げる講習に区分して行うこととし、それぞれ、同表の第三欄に掲げる講習事項について、同表の第四欄に掲げる時間行うこと。
2号 公安委員会が応急救護処置の指導に必要な能力を有すると認める者の指導により行うこと。
3号 あらかじめ講習計画を作成し、これに基づいて行い、かつ、その方法は、教本、模擬人体装置、視聴覚教材等必要な教材を用いて行うこと。
4号 模擬人体装置による応急救護処置に関する実技訓練を含むものであること。
ということで法律で義務付けられているようです。
応急救護講習
3900円を持ってはじめて地元の教習所へ行きました。講習に参加したのは4人で、自分以外の3人は普通免許だったようですが、うち2人は教習所の教習として、もう一人は私と同じく一般で受けに来ていました。
胸骨圧迫は行っていて大変にしんどいというか、実際本当にああいった方を目にして自分が向かえるかどうかちょっと自信がありません。
帰り際2つ年上の知人に出会いました。なんでも仕事の都合上か中型免許が必要なんだとか。
二輪講習
翌週また遅刻しそうになりながら行きました。
まず1時限半ほど危険予測でシミュレータに乗せられてました。三菱プレシジョンのRS-6000というシミュレータだそうで、起動時のBIOS画面からPentium IIが乗っかり、Windows XPベースで動いているということがわかりました。しかしこのシミュレータというのもまあ実感覚とはそうとう違うもので、二輪なのに方向を決めるのも全部ハンドルで慣れるのにも大変でした。そのハンドルも2回ほど路上でバグったりで。
(このシミュレータもマイナーアップデートされているようで、まずPentium IIなんてとっくの昔に生産終了しましたし、また私の時は生徒・教官用モニタともブラウン管でしたが、現在のカタログを見る限り液晶になってます)
教官と1対1だったので十分な討議になったんですが、結局はちょっと自分が法規走行意識しすぎたのがあれだった感じでした。車が急に飛び出たりするシナリオも画面の遠い先で起こってた、姉妹の挙句右車線から合図なしでいきなり左折しようとしたキチガイセダンに突っ込んだりとまあまあ異常な状況だったと思います。
その後二人乗りビデオを見たりいよいよ実車の講習と。小型の実技試験の課題項目にスラロームを盛り込んだコースをひたすら、今度は別の教官のSR125についていったのですが、普通や大型の教習生がそろりと走る中まあペースの速いこと速いこと。ただおかげで一時停止からのスロットル全開でどんな挙動をするのか理解できてよかったと思います。
しっかし特にスラロームが、頭ん中でバンクで回るのは当然わかってるにせよ、どうもスクーターだと姿勢が取りづらく結果ハンドルでって感じになるのがアレ。ビクスクとか取り回し実際どうなんでしょう。
交付
翌日というか昨日朝、免許センターへ8時半過ぎに行き、上の講習の修了証を提出し、5分ほど待って即写場へ。そしてもう免許受領の書類と交付手数料を手にして並んでいました。なるほど申請書はもう学科試験の段階で書いてたから書類の記入もこれだけで済んだわけか…
私の勘違いもあって、最初技能試験の試験官だったKさんからもらえるはずだったのですが、列の空き具合で別の方からになってしまったのが残念。20分くらいで交付となりました。
費用
なんといっても一発受験最大の魅力が費用。私の場合2度目で合格しているのでこうなりました(島根県の場合、都道府県によって若干異なります)。
- 1回目の試験手数料(3,050+1,550) 4,600円
- 2回目の試験手数料 4,500円 (4月1日に改定された)
- ↑の日に買ったコーヒー代 130円
- 応急救護講習 3,900円
- 普通自動二輪講習 12,000円
- ↑の日に買ったコーヒー代 140円
- 交付手数料 2,050円
- 計 27,320円
昨日の昼、先週の応急救護の教官が営業に大学におられたので、今後の普通免許や普通二輪限定解除についても聞いたのですが、前者は免あり扱いで20万ちょっと、後者は5万円程度なことがわかりました。免なしで普通免許を取ろうとすると学科教習で10万ほど高くなるのですが、小型一発と限定解除も足して30万弱になるのでまあ結果的にお得にもなるってこと。
普通免許はともかく限定解除は余裕ができたらしたいですけど、いつになるのやら…
感想
初めてのコース、初めての試験車両、初めての走行…などと初めてづくしでゆえに難しいのが一発試験の特徴で、これに備えるために公道外の場所で125スクーターで練習できればなおさらいいわけですが、なかなかそうはいかないのが現実だと思います。
しかし原付スクーターの経験が十分あり、公道でも法規走行をかなり意識するよう心がけていれば、まあ実技も2,3回で受かるんじゃないんかとは思います(確証は全くありません)。原付の30制限と二段階右折に憤りをお持ちで、平日に時間が取れるんなら是非チャレンジしてみては、というところです。
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